実績・活動 … アジア戦略も日本だけでなく欧州の視点も使う

数多の海外ビジネス経験を積んできた主宰者の安西洋之の発案によりローカリゼーションマップ(lmap)はスタートしました。特に2000年以降、情報端末の欧州市場向けローカリゼーションプロジェクトに関与し、ユーザーの頭の働きを理解することが大切なのにも拘わらず、日本のメーカーがビジネスに必要な市場文化の把握の仕方が分からないことに気づいたのです。


販売の伸び悩みの原因の一つはここにあると認識し、欧州市場を例にとりビジネスパーソン向けの欧州理解のための本『ヨーロッパの目 日本の目 文化のリアリティを読み解く』を2008年11月に上梓しました。それからおよそ2年後、デザインディレクター・中林鉄太郎との出会いがあり、2010年3月より定期的勉強会を開催しています。


lmap が対象とする地域を限定しませんが、現在、多くの日本企業が熱い視線を注いでいるASEAN地域のビジネス活動をサポートすべく注力中です。


コンサルタント実績

メーカーの海外進出の事業企画立案やワークショップ、リサーチなど実施多数。

  • 電子機器のローカリゼーション事業の企画と営業
  • 欧州デザインプロジェクトのコーディネート
  • 食品メーカーのための事業企画と市場開拓
  • 建材メーカーののグローバル市場向け商品開発支援
  • デザイン商品事業の企画と実行

 

講演

  • 産業技術大学院大学
  • 千葉工業大学
  • 中小企業整備基盤機構
  • アジア経済研究所
  • 農林水産省
  • 中部産業連盟
  • Thailand Creative Design Center
  • その他、民間企業内など多数

執筆

安西洋之単著:

『ヨーロッパの目 日本の目』(日本評論社 )『ヨーロッパ文化のロジックを探る』『人工物発達学』(総合研究大学院大学)(PDF)安西洋之のローカリゼーションマップ連載 (サンケイBIZ)   


安西洋之/中林鉄太郎共著:

『「マルちゃん」はなぜメキシコの国民食になったのか』(日経BP社)ローカリゼーションマップ連載 (日経ビジネスオンライン)


連載記事

掲載記事

ローカリゼーションマップ勉強会(JIDAデザインプロセス委員会内)

2010年

  • 3月 lmap キックオフ
  • 7月「明日の日本発を描く試み」ライター 神吉弘邦
  • 7月「アジアを向いたローカリゼーション」アジア経済研究所 吉田暢/芝浦工業大学教授 橋田規子
  • 8月「ローカリゼーションの基礎を学ぶ」ライオンブリッジ ジャパン株式会社 永島和暢/古河師武
  • 10月「アメリカで寿司を食べる人はカップ麺を食べる?」文教大国際学部国際観光学科准教授 横川潤
  • 11月「スウェーデンの歯ブラシから世界がみえる」日本歯学センター 田北行宏


2011年

  • 2月「エスノグラフィックインタビューで異文化市場理解を試みる」富士通 矢島彩子
  • 2月「アジア新興国からみた世界と日本ーソーシャルメディアを通じて浮かぶ消費者視点のギャップ」デロイト トーマツ コンサルティング 辻佳子/岩渕匡敦
  • 6月「米国で日本アニメは衰退したのか?」読売新聞東京本社科学部記者 笹沢教一
  • 7月「ニンテンドーDSが世界で売れる理由」ゲームジャーナリスト 小野憲史
  • 10月「海外で売るための電子書籍」ビーワークス 杉岡一樹
  • 11月「インフォグラフィックにみる文化差」石垣陽


2012年

  • 2月「アーカイブの時代変遷と地域差異」グリフ 柳本浩市
  • 6月「検索エンジンとローカリゼーション」ユニバーサルナレッジ 井上俊一
  • 7月「グローバルルールにローカル文化は介在するか」経済産業研究所 藤井敏彦
  • 9月「『自由に考えるワークショップ』を考えてみよう」イーストリング 村林充

 

2013年

  • 2月「デザインのコンセプトって何?」MTDO代表取締役 田子學
  • 6月「グローバル人材って本当にいるの?」デロイト トーマツ コンサルティング 岩渕匡敦
  • 9月「文化コンテクストを読むサービスデザイン」コンセント 長谷川敦士